買い物中毒
- 政美 森田
- 1月2日
- 読了時間: 1分

「セール」という言葉にまんまとはめられる。自分でそのことをわかっているのにやめられないのは、中毒だ。
新年は新春セールとか初売りとか福袋だとか、そんな魅力的なコピーが溢れている。もちろん本当にお買い得なものもあるのだが、そうでないものもある。しかし、セールのよくないところは、特に欲しくないものを欲しい気にさせられてしまうところである。ネットのページなどで見ると、赤い文字で大きく表示され「これを買え」と言わんばかりに押してくる。これも心理学的な応用なのである。そういうことをわかっているのに、なんだか自分が前から欲しかったような気持ちにさせられる。
ただ、何度もこの手に乗るほど私も馬鹿ではない。ネットショッピングの時は一旦欲しいと思うものを全てカートに入れておく。そうすると、不思議と買った気になり、買い物欲がおさまる。そうして、またネットショッピングするタイミングになると、冷静になり、意外と買わずに済むのだ。セールの機会を逃してしまえば「じゃあいらない」とあっさり購入をやめてしまう。
買い物も恋も時間が解決してくれる、そういうことなのだろう。







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