植物を育てるということ
- 政美 森田
- 3月25日
- 読了時間: 2分
もうかれこれ5年ほど部屋で植物を育てている。最初は100円ショップにあるよくわからない小さな植物を買い、家にあった植木鉢と土を使って育ててみた。これは今でも生きている。そのあとには、近所の園芸屋さんで買ったミニ盆栽を育てたのだが、これは水やりが難しく、すぐに枯れてしまった。それから少しずつ買い足したり、大きくなって葉挿しや株分けをして、今部屋には、6種類8つの植木鉢の植物がある。
植物を育てることの一番大事なことは水やりだ。種類にもよるが、朝か昼に1日1回の霧吹きと、2,3日に1回の水やりをする。枯れた葉があったら取り除いてやる。大きくなったなと思ったら、暖かい季節により大きな鉢に植え替えてやる。
あまり手間はかからないけれど、それでも自分が世話をしなければ、葉はみるみるうちにしおれていく。逆に毎日やることをやれば、新しい葉がどんどんと出てくる。そんな時にささやかな喜びを感じる。
植物を育てることは、生きる理由の1つだ。
植物の成長を願うと同時に、植物が生きているためには自分が世話しないといけないという、存在理由を求めている。それは迎え入れた自分にとって当然の責任でもあるけれど、究極、育てなくてもいい。けれど私は育てることを今、選び続けている。
だから植物は今でも元気に生きている。







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