幸せの青い鳥
- 政美 森田
- 3月12日
- 読了時間: 2分
幸せってなんだろう。
人生で一度は考える問い。
そう聞かれて一番に思いつくのは、美味しいご飯が食べられたり、ぐっすり眠れたりするなんでもない日常。
けれどそういう、私たちにとって当たり前の幸せは、この問いに対して本当にふさわしいだろうか。もちろん幸せの一つとして大切な価値観なのだけれど。
つまり、この質問で本当に聞きたいのはそこにある幸せではなく、見つけ求める幸せだ。
幸せを見つける物語としてメーテルリンクの「青い鳥」がある。この話は、青い鳥を見つけに行った結果、その鳥はすぐ近くにいた、転じて幸せはすぐ近くにある、という話として知られている。
しかし、近くにあったというよりも、この物語のように、冒険して成長することの先にしか幸せはないということが言いたいのだと思う。幸せは近くにあるわけではなく、自分が幸せに近づこうとする歩みが必要だということだ。
そして、思えば私たちの身近にある幸せは、誰かが必死になって手にいれることのできた幸せだ。自分の両親や家族、先祖や国、世界が必死に戦った先に私たちの今の幸せがある。だから私たちが得られる幸せであるけれど、私たちが見つける幸せではない。私たちはその与えてくれた幸せを享受しながら、自分の幸せをしっかり定めて、歩み続けなければならない。
あなたにとって幸せってなんですか?







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