大人になりたい
- 政美 森田
- 11月10日
- 読了時間: 2分
こうしたことを書いていると、まだまだ自分には書くことがないな、と思う。
それは人生経験の差だなと如実に感じる。
きっと文章を書くのは50歳くらいからがちょうど良い。多分、前にもそんなことを書いたような気がする。
もちろん思い出せば出来事はあって、書けるけれど、なんでもいいってわけじゃない。けれど、じゃあ何かを限定しているのかと言われれば、そうでもない。
思ったことを書くにしても、やっぱりもう一歩先へ行きたいなと思う。
そのもう一歩先が、形容しがたい年齢や経験としての深みだったりする。
わたしの思う大人は、「余裕」とか「俯瞰」「折り合い」のような言葉に近いのだけれど、それがうまいバランスで混ざり合っている感じだ。そして本当の大人たちは、そういうのをうまく隠すし、むしろだからこそ、子どもっぽく見えたりする。
わたしはコピーライターの糸井さんが書く「今日のダーリン」が好きで「今日のまどろみ」をはじめた。
最初は色々真似しようとしたし、どんな雰囲気の文章を書くかもかなり参考にした。
今でもたくさん読んでいる。
けれど、わたしが自然と書いてしまうような話題は糸井さんとは違うし、経験も文体も違う。
だから、変に真似しないでいようと思いながら、ああいう文章が書ける大人になりたいとも思っている。
あと10年、20年と続けて、だんだんと書くことをもっと自然に素直にやれる大人になりたい。
今日も読んでいただき、ありがとうございました。
またまどろみのなかで会いましょう。







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