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大人になりたい

こうしたことを書いていると、まだまだ自分には書くことがないな、と思う。

それは人生経験の差だなと如実に感じる。

きっと文章を書くのは50歳くらいからがちょうど良い。多分、前にもそんなことを書いたような気がする。


もちろん思い出せば出来事はあって、書けるけれど、なんでもいいってわけじゃない。けれど、じゃあ何かを限定しているのかと言われれば、そうでもない。


思ったことを書くにしても、やっぱりもう一歩先へ行きたいなと思う。

そのもう一歩先が、形容しがたい年齢や経験としての深みだったりする。

わたしの思う大人は、「余裕」とか「俯瞰」「折り合い」のような言葉に近いのだけれど、それがうまいバランスで混ざり合っている感じだ。そして本当の大人たちは、そういうのをうまく隠すし、むしろだからこそ、子どもっぽく見えたりする。


わたしはコピーライターの糸井さんが書く「今日のダーリン」が好きで「今日のまどろみ」をはじめた。

最初は色々真似しようとしたし、どんな雰囲気の文章を書くかもかなり参考にした。

今でもたくさん読んでいる。

けれど、わたしが自然と書いてしまうような話題は糸井さんとは違うし、経験も文体も違う。

だから、変に真似しないでいようと思いながら、ああいう文章が書ける大人になりたいとも思っている。

あと10年、20年と続けて、だんだんと書くことをもっと自然に素直にやれる大人になりたい。


今日も読んでいただき、ありがとうございました。

またまどろみのなかで会いましょう。






 
 
 

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