わたしの宇宙
- 政美 森田
- 11月12日
- 読了時間: 1分
ときどき、自分が海に漂っているような想像をする。
海の中で漂う微生物のように、潮の流れを知らずに生きている。
それくらい、自分が小さく感じ、同時に世界の大きさを知る。
自分という範囲が、いかにちっぽけなものであるか。
言葉というもので育ってきた人間の営みさえ、小さなことに思える。
自分が憂いているもの、感情を持つもの、してきたこと。
そういうものが宇宙という視点でみたときに、燃える星の輝きにも満たない、その百分の一のかけらくらいのものなのだと。
けれど、私には、私の中にあるもの、周りのもの、それが月のようで星のようで、金星のようで、太陽。あなたは紛れも無く熱く輝く太陽であり、あの子は一等星。みんなそれぞれキラキラと、天体みたいに存在している。
それから、わたしの未来はブラックホールで、過去は地球。
そういうものがわたしのからだの中に広がっている。
最近、誰かと宇宙の構造があらゆるものすべての構造だ、という話をした。
多分、私たちも宇宙の一部でそれはとてつもなく小さいかもしれないが、確かにそれぞれが宇宙なのだ。
今日も読んでいただきありがとうございます。
宇宙感じるロマンは、どこか親近感に近いのかも。
また、まどろみのなかで会いましょう。







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