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わたしの宇宙

ときどき、自分が海に漂っているような想像をする。

海の中で漂う微生物のように、潮の流れを知らずに生きている。

それくらい、自分が小さく感じ、同時に世界の大きさを知る。

自分という範囲が、いかにちっぽけなものであるか。

言葉というもので育ってきた人間の営みさえ、小さなことに思える。


自分が憂いているもの、感情を持つもの、してきたこと。

そういうものが宇宙という視点でみたときに、燃える星の輝きにも満たない、その百分の一のかけらくらいのものなのだと。


けれど、私には、私の中にあるもの、周りのもの、それが月のようで星のようで、金星のようで、太陽。あなたは紛れも無く熱く輝く太陽であり、あの子は一等星。みんなそれぞれキラキラと、天体みたいに存在している。

それから、わたしの未来はブラックホールで、過去は地球。

そういうものがわたしのからだの中に広がっている。


最近、誰かと宇宙の構造があらゆるものすべての構造だ、という話をした。

多分、私たちも宇宙の一部でそれはとてつもなく小さいかもしれないが、確かにそれぞれが宇宙なのだ。


今日も読んでいただきありがとうございます。

宇宙感じるロマンは、どこか親近感に近いのかも。

また、まどろみのなかで会いましょう。



 
 
 

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