変わるとき
- 政美 森田
- 3月27日
- 読了時間: 1分
多くの人が知っている通り、人というのは根本的に考え方が変わらない。
「こう考えれば、きっと今よりもっと幸せになれるだろうな」と頭でわかっていても、染みついた習慣は変わらないし、変えられない。変えてしまうことでそれまでの自分が壊れてしまうことを恐れているのかもしれない。
一方で自分が変わっているということを、日常のささいな部分で感じることもある。そういうときは「こんな自分があってもいい」と思ったりする。特に、一人のときほど。他人に「もっとこうしたほうがいい」と言われたときは、自分が自分であることに精一杯で、そんな風に捉えられなかったことが、一人になって、何も考えていないようなときであるほど、すんなりと受け入れられる。
もしかすると、こういうときに大事なのは、結局受け入れてくれる誰かではなく、受け入れてくれる自分自身なののかもしれない。相手はきっかけに過ぎない。だから、どんなに幸せな未来への合理性を考えても仕方なく、結局はそんな風になった自分もいいなと思える、自分への器の広さが必要なのだろう。
どんなわたしだっていい。
あなたがそれさえ受け入れたなら、きっとどんな風にも変われるのだ。







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