会話は鏡のようなもの
- 政美 森田
- 9月22日
- 読了時間: 2分
人と話をすると、自分のことがわかる。
人と話していないと、自分のことを見誤ってしまう。
会話というのはすごいもので、話していると自分の姿が鏡のように反射して見える。
そして、それはたいへん客観的で、素敵な部分も、歪んでいる部分も、露わになる。
ことばというのは、そういうときにやっぱり便利な道具で、人はそれぞれ違う言葉を持つ。だから、誰かに話すことで、自分からは出てこないような種類のことばや、ことばの意味がぽんぽんと出てくる。また、ある人と会話することで、自分との科学反応のようなものが起き、その人との中でしか生まれない会話の流れや、ことばのあり方がある。
そこで出てきたことばに、どこか腑に落ちたり、新しい自分を発見したりする。
わたしは、そんな会話が大好きだ。
人の考えはだいたい面白いし、自分が話したときの相手のリアクションや、相手が話して自分思ったことをいうのは、お笑いのネタをやっているみたいな感覚になる。ボケとツッコミの雰囲気というのだろうか。
そうやって、何か一つ会話にオチのようなものを見つけて進めていくことにワクワクするし、そういう相手の価値観は、どれも自分にはない魅力なのだと思う。
その会話の中で、わたしたちがどういう個性を持ったコンビで、一緒にいるとどういうお笑いが生まれるのか、そして、わたしたち自身が楽しめているか。
そういう人との関係のあり方もひっくるめて「自分」だったりする。
だから他者との会話は自分を知る手段の一つなのだ。
今日も読んでいただきありがとうございます。
実は最近お笑い欲が高まり、誰かとコンビを組んでみたいなと思ったり。
また、まどろみの中で会いましょう。







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