今、好きであるために
- 政美 森田
- 3月13日
- 読了時間: 2分
好きでいろんなこと続けていると、それを好きじゃなくなったり、他のものが好きになった時に、好きじゃなくなった自分がなんだか悪いような気がしてしまう。頑張って好きでいようとして、かえって苦しい。好きなものがあることは素晴らしいことなのに。
きっと世の中の不倫や浮気をする人や、途中で何かをやめて「根性がない」と言われる人の一部は、本当に好きかどうかわからないまま、決めることを要求されて、そんな誤解や苦しさを抱えたりしている。
外に出れば、常に新しい人やものに出会う。そしてその中で新しい価値観や、たくさんの学びを得る。人は常に変わっていく。あなたも私も、みんな。
だから本来、何にも縛られる必要はない。得意なことだって、やめたっていい。あなたを愛してるからといって、あなたがその人を愛す必要はない。過去の自分と今の自分はイコールじゃない。
もちろんこんなことを頻繁に繰り返している人は、私のように継続力がないだとか、根性が足りないだとか非難されるし、信じてもらえない。自分が今信じてもらえているとしたら、あることにおいてスタンスや好きなものが変わっていないからだ。
だから、あんまりこの考え方を常に持ってくるのはおすすめしないし、好きなものと信念はちょっと違うため、そこは注意してほしい。
今大切にしているからといって、これからも大切にする必要はないし、そんな約束はしなくていい。ずっとも一生も永遠も幻想で、そんなことを自信持って言う人の言葉は、大抵信じられないし、熱い誓いを握りしめたバンドはあっけなく解散する。
昨日は好きだったけど、今日は少し好きじゃないかも。
それで良い。
けれど、そうやって毎日毎日考えることで、今の自分にとって大切なものか、そうじゃないかくらいはぼんやりと見えくるんじゃないか。
はっきりと輪郭を持った時に、決めれば良い。







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