スピードを落として
- 政美 森田
- 3月17日
- 読了時間: 2分
気分が乗らないけど、しなくちゃいけない世界がときに苦しくなる。
もしかすると、それは気分の問題じゃなくて、もっとどうにもならないことなのかもしれない。
だから、それを簡単に他人が決めつけちゃいけないし、自分を責めちゃいけない。そういうことをもっと知って欲しいし、そういうことを理解する人がもっと増えればいいなと思ったりもする。
走り続けることが当たり前になり、どうにもならないと思ったときに、すぐに止まることのできる判断力が鈍ってしまう。
けれど、この世が走り続ける人たちだらけでは、どこでも事故が起きてしまう。だから車にはブレーキがあるし、道路には赤信号がある。きっと、その赤信号をうまく見ることができずに進む正義に縛られていた人は、これまでたくさんの事故に苦しんだのだと思う。
赤信号でなくとも、速度についていけないなとか、何か変だなと思ったら、路肩に止めればいい。何かついていかなければいけないような気がしてしまうけれど、みんなそれぞれ目的地が違うのだから、そんなものは気のせいなのだ。
いかに早く走るかではなく、あなたは今何に向かって走るのか。それさえわかれば大丈夫だ。
そんな言葉をかけてくれる人はいますか?
あなたがあなたの道を安全に走れますように。







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