わたしの手、あなたの手
- 政美 森田
- 10月27日
- 読了時間: 2分
使い方や形、しぐさ。
手は、体のパーツの中でも特に自分を表している部分なんじゃないかと思う。
それは、生まれたままの形と、そこから自分が何をやってきたか、何に触れてきたかという足跡が同時に表れる。
だから、私は人の手が割合好きだったりする。
それは外見的な美しさとかではなく、その人と一緒に生きてきた、唯一無二の手に、どこかロマンを感じるというのか、感動をしている。それは、恋にも似ている。
職人の手が不恰好にもかっこいいのは、その筋の通し方が手に表れているからだろう。
一方で、モデルのようにきれいな手をきれいに保ち続けるというのも、並ではない。
また手がどんなコミュニケーションをとるかで、人との関係性が築かれる。
謝るときには手を合わせ、喜ぶ時には仲間とハイタッチをする。
好きな人と手を繋いだり、困っている人がいたら手を差し伸べ、守りたい人には、その手で抱きしめることができる。
そういうのが出来なくて、迷っている手もまた、自分らしい。
手は、すぐ近くにある自分の人生の姿見だ。
わたしは今日も明日も明後日も、何かをつかみ、手放して、この手と生きていくんだろう。
今日も読んでいただきありがとうございました。
手相占いでは、自分の未来が視えるはず。
また、まどろみの中で会いましょう。







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