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わたしの手、あなたの手

使い方や形、しぐさ。

手は、体のパーツの中でも特に自分を表している部分なんじゃないかと思う。

それは、生まれたままの形と、そこから自分が何をやってきたか、何に触れてきたかという足跡が同時に表れる。


だから、私は人の手が割合好きだったりする。

それは外見的な美しさとかではなく、その人と一緒に生きてきた、唯一無二の手に、どこかロマンを感じるというのか、感動をしている。それは、恋にも似ている。


職人の手が不恰好にもかっこいいのは、その筋の通し方が手に表れているからだろう。

一方で、モデルのようにきれいな手をきれいに保ち続けるというのも、並ではない。


また手がどんなコミュニケーションをとるかで、人との関係性が築かれる。

謝るときには手を合わせ、喜ぶ時には仲間とハイタッチをする。

好きな人と手を繋いだり、困っている人がいたら手を差し伸べ、守りたい人には、その手で抱きしめることができる。

そういうのが出来なくて、迷っている手もまた、自分らしい。


手は、すぐ近くにある自分の人生の姿見だ。

わたしは今日も明日も明後日も、何かをつかみ、手放して、この手と生きていくんだろう。


今日も読んでいただきありがとうございました。

手相占いでは、自分の未来が視えるはず。

また、まどろみの中で会いましょう。


 
 
 

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