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良い疲れ

良い疲れかたと悪い疲れかたがある。

良い疲れかたはぐっすりと眠れるが、悪いつかれかたはなかなか寝付けず、つい夜更かしをしてしまう。


良い疲れかたのときは、たいてい人とたっぷり話をしている。人と話すことが特別好きなわけではない。でも、話すときはとても楽しくて、そこから一人になったり、家に帰ると、どっと疲れが出ながらも、

「あのときこんなこと言えばよかったなぁ」とか、「あの人はどんな顔してただろうか」とか、相手の言葉がぐるぐると頭の中で繰り返されたりする。

そんなときは、体が「眠りなさい」とサインを出してくれているのだろうか、もう寝ようと気分になるし、よく眠れる。


しかし、誰とも話さずただ仕事を終えた日には、どこかもの足りないというか、何か余力が残っているような疲れかたになる。

もっと何か考えようとか、何かをしようとか、粘ってしまい、結局夜ふかしをしてしまう。


だから人と話して消化したり、ある考え方を受け取ったり、そういう人とのコミュニケーションは、健康な生活を送る上で、実はけっこう大事なのではないかと思う。

人と関わるということは、より複雑になることである。

だから、その複雑でおもいっきり頭を回して、疲れて、思いっきり休む。

そういうおもいっきりの生活が、好循環を生み出しているのではないのだろうか。


今日も読んでくれてありがとうございます。

よく喋り、よく休もう。

また、まどろみの中で会いましょう。



 
 
 

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