時限爆弾
- 政美 森田
- 7月14日
- 読了時間: 1分
過去の出来事の中には、時限爆弾のように、後になって強いショックを与えるようなものがある。
当時は全く考えていなかったような______ いや、どこかでこんな日が来るのではないかと予感していた。しかし、それが来るという確証もない。そのまま不発弾として、眠っていくのではないかと。心のどこかで逃れられたらいいな、と期待をしていた。信じていたかった。
その日が来て、ようやく覚悟するべきだったのだと後悔する。
人には誰しも、そんな時限爆弾のような過去があるんじゃないかと思う。今は大丈夫と思っていても...、大丈夫、幸せなんだと思うからこそ、それが不変ではないということ、違う真実があるのかもしれない、ということを自覚しなければいけない。
ずっとその可能性から逃げ続けていると、それがドミノ倒しのように次々とやってきて、気づいたら自分まで倒れてしまう。
自分が犠牲にならぬように、その爆弾の存在に気づき、少しずつでいいから避難することを覚えていくのが必要だったりする。
今日も読んでいただき、ありがとうございます。
またまどろみの中で会いましょう。







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