褒めること
- 森たまみ
- 2月19日
- 読了時間: 2分
褒められるってとても気持ちが良い。
仕事の仲間と一緒にご飯に行った時の話。私含め3人で行ったのだが、他の二人はとても気の良い人で、でも気を遣いすぎるわけではなく、良い関係。だけど3人とも物事の捉え方が違い、その違いが面白くて、いつも愉快な歩調で話が進んでいく。
その中で褒め合うことが大事だという話になった。生きていると褒められる機会はそう多くない。幼い頃は立つだけで、話すだけで褒められたものを、大人になるとそれが当たり前になり、誰も人に興味を持たなくなる。みんな自分の話や悩み、不安や不満でいっぱいいっぱいで、褒めるということを忘れてしまう。
ということで、ご飯を食べている途中に急な褒め合い会が始まった。意識的に褒め合っているのに、それでも嬉しい気持ちになるのは不思議だ。それに人を褒めるというのも結構楽しかったりする。どのくらい斜めからの角度で褒めることができるかとか、反対にド直球に褒めてみるとか、そんな風に褒めることのこだわりも各々あったりする。
褒めるときに大事なのは仕事から少し離れてみること。仕事で褒められることってなんだかお世辞や嘘っぽいし、そういうところこそセンシティブなのだ。そうじゃなくて、もっと人間的に直感的に素敵な部分を褒めてみる。ここってわざわざ言うことでもないから、言語化にまでいたらなかったりする。そういう慣れない褒め合いをする。
そんなことがし合える人がいると、あの人って素敵なまつ毛をしているな、ということに気がつけたり、自分ってなんだか悪くないのかもな、と思えたりする。







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