約束
- 政美 森田
- 5月29日
- 読了時間: 2分
人と約束をするとなんだか嬉しい気持ちになる。
同僚や友達や恋人とご飯に行くだとか遊びにいくだとか、たまに仕事もあるのだが、そういう好きな人たちとする約束は待ち遠しくなる。
むしろ約束の時間よりも、約束をしてから当日までの間の方が好きなのかもしれない。
それは片思いしているときの少女の心持ちと似ている。友達との約束でも、相手とどんな風に過ごそうかを考えて、ワクワクしている。相手が時間を使うことに対して、自分が何かの形で返せるものがないか、そんなものを探してしまう。
約束の日が来るまで、どんなものを食べようかとか、どんな話をしようとかをシュミレーションをしてみる。
けれどたいていは、そのときの気分でご飯は決まるし、話したいことも相手を目の前にすれば忘れてしまう。どんなに練習しても本番にはめっぽう弱く、でもこういうのはぶっつけ本番が結局一番楽しかったりする。
そんな約束好きな私の欠点といえば、ちゃんとスケジュール管理をしないと、そんな予定さえも忘れてしまうほど、記憶力がないことだ。話の流れでした約束ももきちんとカレンダーに予定を入れて、毎日確認しないと忘れてしまう。だからせめてカレンダーに入れるということは、忘れないようにしている。
それでもときどき、約束をすっぽかしてしまう。
行動と気持ちはそんな風に辻褄が合わない。
今日も読んでくれて、ありがとうございます。
また、まどろみの中で会いましょう。







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