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言葉の濾過

  • 4 時間前
  • 読了時間: 2分

何か答えを求められたとき、すぐに応えることができない。

多くの場合は、1日かけてゆっくり、返答の言葉を考えてしまう。


それは少し前にある人から

「あなたはライターなのに言葉に重みがない」

と言われてそれがずっと、のどの奥に詰まっている。


もちろんプライベートの中で、わたしはライターじゃない。

だから、本当は気にしなければいいのかもしれない。

ライターであることと、言葉に重みがあることはイコールじゃない。


理解はしているし、そうすればずいぶん楽だろうなとも思う。


それでもわたしの人生というのは

いつでも書き手で、紡ぎ手。

何かをそのまま受け取るだけということはできない。


だから結果的に言葉を使う場面で、

ひとつの大きな後遺症となっている。


ただ、これは悲観的に見るべきではなく、

むしろこれがわたしたらしめる言葉を生み出す機能でもあるのかもしれない。

わたしは言葉をすぐに取り出せない分、

長い時間をかけて、ゆっくり精製する。そして生成する。

このわたしの中にある、ながいながい濾過の過程こそ、

わたしがライターをやっていくなかで守るべき領域なのだろうと。


しかし現実問題、すぐに返事ができないということは

結果的にいろいろな部分で障害になる。


だから、少しでも早く返せるように、

すでに濾過しきった言葉のストックを少しずつポケットにためこんでいる。



今日も読んでいただきありがとうございます。

また、まどろみのなかで会いましょう。






 
 
 

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