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子育てと、自分育て。

2025年12月10日
読了時間: 3分

今日はある本を読んだ。

それは佐々木正美さんの書いた『この子はこの子のままでいいと思える本』だ。

本書は子育て雑誌のお悩み相談のQ&Aを詰め込んだ一冊。だから、独身子なしの私にはあまり関係のない本だ。しかし、読んでみると、子育てしていない私にも刺さる言葉がたくさん。本書では親の悩みとして扱われているが、それは元を辿れば、自己肯定感や対人関係など、誰にでも共通する悩みに起因する。


例えば私が読んでみた中で親の悩みとして多いと感じたのは、自責感情によるものだ。

「自分の育て方が悪いんじゃないか」

「母親になれていないんじゃないか」

「子どもを愛せていないんじゃないか」

そうやって子どもの行動の結果を自分のせいにしたり、自分への自身の無さが悩みの種になっている。

しかし、そのアンサーとしては「母親は誰でも初心者」ということである。

誰でも人生は一度しかないし、「その子」の母親として生きる体験は一度しかない。初めてのことは誰しも不器用。うまくできたのはたまたまだ、という。


これはなんでもそうで、例えば、新しいことにチャレンジできない人、不安に思ってチャンスを逃してしまう人は「うまくやりたい気持ち」や「失敗することの恐怖」が大きい。実際私も人に迷惑をかけてしまうなと思って、避けてしまうことが多い。


しかし「失敗すること」はうまくやるための過程。はじめから玄人の人はいない。

だから、たくさん失敗して、子どもに向き合い、経験者のアドバイスを聞きながら少しずつやり方がわかる。親になるって、それでいい。


ただ、そういう「初心者の自分」を受け入れるのもひとつのハードルだろう。


そういう人には本書を読んで欲しい。

本書の言葉は、子どもに投げかける言葉を教えてくれているようで、私たちに投げかけてくれる言葉でもある。


かつて誰しもが子どもだった。

けれど、大人になって、言われなくなったこと、褒められなくなったこと、当たり前になったことがたくさんある。

できなきゃいけないことが、たくさんある。

その中でプレッシャーを感じたり、理想像とかけ離れていく自分を責めていくようになる。

昔は駄々をこねられたけれど、嫌なこと、悩んでいることを抱えるようになる。


だからこそ「いい子だね」とか「よくできたね」とかを自分への言葉として受け取ってみる。

自分が自分の親になる。

そうすると、心持ちの良い自分になる。


そんな感覚を持ちながら読んでみるのもいい。

自分との関係、人との関係の大きなヒントになる一冊。


今日も読んでいただきありがとうございます。

また、まどろみのなかで会いましょう。

 
 
 

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